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【国名】スイス
スイス連邦(スイスれんぽう)、通称スイスは、ヨーロッパにある連邦共和制国家。永世中立国だが、欧州自由貿易連合に加盟しているほか、バチカン市国の衛兵はスイス傭兵が務めている。 ドイツ、フランス、イタリア、オーストリア、リヒテンシュタインに囲まれた内陸に位置する。国内には多くの国際機関の本部が置かれている。首都はベルン市。主要都市は、チューリッヒ、バーゼル、ジュネーヴ、ローザンヌなど。 == 国名 == スイス連邦の正式名称は4種の公用語で定められているが、硬貨や切手などのように4種を併記する余裕がない場合に単独で使用することが許されるラテン語の国名(、ヘルヴェティア共和国も参照)が定められている。 ドイツ語での正式名称にあるは「誓約者同盟」という意味で、通常の「連邦」(Bund)とは異なる。なお、公用語ではないが、スイスドイツ語ではSchwiizerischi Eidgnosseschaft(略称:Schwiiz(シュヴィーツ)。通常は“D′Schwiiz”と表記する)という表記になる。 正式国名と同様に通称も5種類ある。 *ドイツ語名:(シュヴァイツ)(通常は女性定冠詞を付してと表記する) *フランス語名:(シュイス)() *イタリア語名:(ズヴィッツェラ)() *ロマンシュ語名:(ジュヴィーツラ、ジュヴィーツッラ)() *ラテン語名:(ヘルウェティア / ヘルヴェティア) 略称(国名コード ISO 3166-1 alpha-2:ラテン文字2文字による国名コード)は、ラテン語名の頭字語であるCHを用いる。 公式の英語表記は ''Swiss Confederation''、通称は ''Switzerland''(スウィツァランド) で形容詞は''Swiss''(スウィス)。 日本語表記はスイス連邦、およびスイス。漢字による当て字では瑞西と表記し、瑞と略す(スウェーデンも瑞典と当て字し、瑞と略すが、両者を区別する時にはスウェーデンを典と略す)。稀にドイツ語の正式名称から「スイス誓約者同盟」と訳されることがある。また、古くはス井ス〔『國際聯盟年鑑 1929年』 青木節一著 1929年〕、スヰス〔『國際外交録』 杉村陽太郎著 1933年〕と表記されることもあった。 国名は、スイス建国の中心的役割を果たしたシュヴィーツ州に由来する。“Schwyz”(シュヴィーツ)は、古代ドイツ語で「酪農場」を意味する語が訛ったものだとされる。日本語表記の「スイス」はフランス語名“Suisse”(スュイス)または英語形容詞の“swiss”に由来する。ラテン語名は、古代ローマの支配が及ぶ前からベルン周辺に住んでいたケルト系先住民族の部族名・ヘルウェティイ族に由来する。ドイツ語辞書によると「スイス人」を表す“Schweizer”(男性名詞)/“Schweizerin”(女性名詞)には「熟練乳搾り人」「教会堂番人」「ローマ教皇の近衛兵」、さらに「スイス製チーズ」の意味も含まれる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スイス」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Switzerland 」があります。 スポンサード リンク
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